厄介ごとは早めに起こす
「人によって言うことが違う」を伝えるか
知人とおしゃべりしていたとき私が「仕事で教えてもらうことが人によって違うが、指摘するとなんか悪いような気がしてそのままにしている」という話をしました。
もう1人の先輩がいるときに「〇〇さんはこう仰ってました」と言ったら2人とも気分を害するんじゃないか、とか、私が責められるんじゃないか、とか考えてしまったんですよね。
ほんとに人のためなのかな?
それに対して知人は「よく言えば責任感があるけどそれは傲慢な考え方なんじゃないか」と言います。
先輩が考えることを先回りしてあれこれ勝手に想像し、起こることも想像し、自分に都合の良い対処法を考えている、ということが傲慢だというのです。
知人はそのことを自分にも言い聞かせてると言いました。後に起きることに目を向けるんじゃなく、自分で全責任を負うのでもなく、その場にいる全員に事実をシェアすることがフェアで大切だと考えているのだそうです。
ポイントは「事実だけをシェアする」。「〇〇さんはこう仰っていましたが、私はどちらでやればいいですか?」だけ。少しも感情を入れないのがポイントなんだそうです。
厄介ごとは早めに起こす
そしてもしその後、先輩同士が揉めたり自分が責められるようなことを言われたら、「こんなちっさいことでトラブルになるんだったら、もっと大きい事態のときにはとんでもないトラブルになるだろう。早めに分かってよかった♪」って思うのだそう。起こりうる厄介ごとは小さいうちに起こしておくのが吉なんだと。
おわりに
なるほどなー、と思いました。私の考え方は確かに勝手でした。相手の気持ちや行動を先回りして想像して、自分が傷つかないような対応策を考えてる。
起こりうる厄介ごとは早めに起こしておくっていうのもいいですよね。我慢した先にトラブルになってもう逃げ場がない状態になる、とか、裏切られた!って思うとか、いやです。わざわざ厄介ごとを起こすことはないですけど、不必要な我慢をしていることに気づいたら話してみる、シェアする、って大切ですよね。