部屋に侵入した小さいアリはアリメツで駆除できる

夫の部屋に1~2㎜サイズの小さな黒アリを見かけるようになりました。初めは数匹でしたが、あれよあれよといううち1日20匹くらい、おまけに羽アリまで入ってくるようになりました。

アリって外で見ると何とも思わないのですが、家の中で歩いていると「おぉ…ぞわわ…」ってなりますよね。他の部屋にアリが行ってしまうのも困ります。

今回は、害虫駆除業者さんに忘れ去られていつまでも連絡が来ない私が、自力でアリの駆除に成功した方法をお伝えします。

部屋に入ってくるアリを駆除する手順

アリメツを入手します

「アリ　駆除」で検索すると必ず上位に出てくるアリメツという商品があります。こちらをご紹介します。

アリメツの成分

アリメツは液体の薬剤で、成分は

• 水分　42.6%
• 糖蜜他　57.4%（糖分９８％、ホウ酸２％）

なんともシンプルな構成です。

アリメツでアリを駆除する仕組み

アリメツの商品ページから抜粋しました。

（体験談）アリメツが効くまでは生きたアリがウロウロします。

アリメツはスプレーで今見えているアリを死滅させるというのとは違って、おいしい餌として巣に持ち帰ることで、巣ごと全滅させるというものです。

アリにアリメツを巣に持ち帰ってもらう必要があるので、少しの間生きたアリを見なければなりませんが、少しの辛抱なので頑張りましょう！

（推測）屋外設置でアリを見なくても済むかも

今回は部屋の中に薬剤を設置した体験談になります。外に設置すれば部屋にアリが増えることなく駆除できる可能性があります。

我が家は屋外に適当な場所（屋根があって平らな場所）がなかったので仕方なく室内に設置し、アリを見る羽目になりました。

アリの出入り口付近にアリメツを設置します

アリが一番多くいる場所の近くが出入り口の可能性が高いです。我が家は出窓の上の方から入ってきていたようでしたが、入り口から1メートル下の窓枠部分にアリメツを配置しても効果がありました。

また、壁の隙間や穴があると、すべてがアリの出入り口に見えて来てしまいますが、スマホのタイムラプスで1日撮影したところ、いろんなところから出入りしているということはなさそうでした。

メインの出入り口（だいたいでOK）を見つけることが大切です。

容器は高さのないものを使う

容器がセットになったアリメツを購入するのがラクなのですが、容器がない場合はアリが入りやすいように高さのないものにすると良いです。たとえば筒状のポテトチップスのフタのようなものです。アルミホイルで自作しても良いと思います

こぼれるので平らな場所に設置

アリメツはハチミツを薄くしたような粘度の液体です。こぼれるとベタベタして掃除がめんどうになるので、平らな場所に置きましょう。

（体験談）一時的にアリが増えます

アリメツを設置すると、一時的に前よりも大量のアリを見ることになります。特に設置後２～３日は100匹以上いましたね…（怖）。でも、アリメツを巣に持ち帰ってもらわなければならないのでここは我慢の時です。がんばりましょう！

部屋を徹底的に拭き掃除します

水拭きでOK！壁も拭きましょう

アリは道しるべフェロモンを出しながら歩くことで、仲間に餌の場所までたどり着けるようにします。

アリが通った場所を徹底的に拭き掃除しましょう。アリが通った壁ももちろん拭き掃除します。

水で濡らして固く絞った雑巾で大丈夫です。壁紙や床の材質によっては水拭き不可のものがあると思いますので、ご確認の上ご自身の判断で行ってください。

（体験談）恐怖…拭き掃除しないと部屋中にアリが広がります

アリメツを設置すると「こんなにアリがいたのか…！」というくらいアリが入ってきます。拭き掃除をしていないと、ご想像通り、道しるべフェロモンを伝ってアリが部屋中に広がります。

私は拭き掃除の必要性に気づいたのが設置から5日ほど後だったので、部屋中にアリが広がり…それはそれはホラーですよ～。

ぜひ拭き掃除もセットでおススメします。

アリメツは引き続き設置します

この方法でアリの駆除はできたと思います。ただ、アリの巣の中にはまだ卵がある可能性があります。

巣の中の卵が孵化したら侵入する可能性があるようなので、引き続きアリメツは設置しておきましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。この方法を1週間続けた結果、1匹もアリを見かけなくなりました。

あれから3週間たちますが、部屋の中で一度もアリを見たことはありません。

途中アリが増える時期さえ乗り越えればあとは減る一方ですので、そこだけファイトです！がんばりましょう！